人の住む世界遺産 白川郷・五箇山合掌造り集落 - Shirakawa-go,Gokayama :Gassho-zukuri Village

白川郷・五箇山合掌造り集落は、平成7年12月に世界文化遺産に登録されました。

集落は、岐阜県白川村の白川郷と、富山県南砺市の五箇山がありますが、日本有数の豪雪地帯であるこの地域は、傾斜45度から60度の急傾斜の切妻造りと茅葺屋根の合掌造りという独特な様式の民家が目を引きます。
一階部分は大工の手で造られますが、茅葺の屋根の合掌造りは、村人が総出で共同作業により造りあげたもので、最も古くは17世紀、最新は大正14年建築がみられます。
和紙や養蚕、火薬の原料となる塩硝等が主な産物で、広い屋根裏は養蚕に適していました。
独特の建物と田畑、山林、屋根葺きの茅を採る茅場や雪崩から守るための雪持林等、独特の美しい風景が広がっていますが、冬季は殊のほか厳しい環境の中で人々が現在も居住し、生活が営まれています。

世界遺産の合掌造りの家屋に宿泊 - Staying in the world heritage

そんな世界遺産の合掌造りの家屋で宿泊することができます。
例えば白川郷・荻町合掌集落の中心にある民宿「源作」は320年の歴史を持ち先祖からの遺産を守り続けていますが、郷土料理・、家庭料理でほっと一息つくことができます。

大人一泊2日の料金は9,070円からです。
他の施設もですが、注意したいのはライトアップイベント開催日の宿泊は半年前に、GWやお盆など繁忙期には1~2か月前の予約が必要で、年末年始等は多くの民宿が休業します。
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囲炉裏を使っている宿は、久松・孫右エ門・源作の3軒

ミシュランガイドの三ツ星観光地 - Michelin Guide three-star tourist destination

ミシュランガイドの三ツ星観光地に選ばれた五箇山には、築200年の合掌造りの囲炉裏を囲んで採れたての山菜やイワナを使った郷土料理を楽しめる宿もあります。

内部は生活し易いように改築されていますが、高い天井や、荒縄等の自然の素材で結束された屋根の材木の組上げは昔のままです。

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