住所 京都市北区北大路通大徳寺南門西200m TEL 075-493-4649
■営業時間 9:00〜18:30 定休日 1〜3、6、9月は毎週水曜
大こうさんのホームページ
大徳寺さんのすぐ近くに、「千枚漬」と書かれた提灯と「正伝寺さんのお坊さんの水墨画」が一際目を引くお漬物屋の「大こう」があります。お店にお邪魔するやら店内はお客様で大賑わい。そんな中2代目大将の大庭さんが「いらっしゃいませ」とニコやかにお出迎えてしてくれました。「すいません、せわしなくて」と穏やかな雰囲気の大将…すいませんこれ全く余談なんですけど、大将は「ルー大柴の薄いバージョン」に似ていて、これが男前さんなんです…すいません、かなり個人的で。
で、話をお漬物に変えると「大こう」に来られたお客様にはまず温かいお茶と何種類かのお漬物がもてなされます。皆さん嬉しそうに「どれどれ…」と口にして、「これはあれやな〜」なんて自己採点しながら楽しそうに試食し、今日買って帰るお漬物を考えています。

「大こう」のお漬物は塩分を控え、野菜独特の香味を存分に引き出したあっさりとした爽やかなお漬物なんです。秘伝の製法によって一樽一樽丁寧に漬け込まれた旬の京野菜達は熟練の職人さん達によって一つ一つ丁寧に漬け込まれていきます。大将の手も大きな手で、毎日大切にお漬物を漬けていることが分かります。そしてなにより、はぎれを良くする為に重しをかなり重量のあるモノにし、京都は西加茂の環境豊かな所で漬け込まれているんです。

たまたま一瞬お客様が途切れ、ある近所の常連さんが入ってきた時「お〜大将珍しいな〜、お客さんおらへんやんか〜」なんて、でもその言った瞬間違うお客様が入って来たんですけど。

それほど大人気のお漬物屋さん、お漬物は旬のモノだからその時期その時期によって店頭に並んでいるお漬物は変わります、なので常連さんなんかはマメに顔を出すようです。私も色々お漬物を取材し食べてきましたけど、「大こう」のお漬物はとにかくカリカリっと小気味よい歯応えが印象的で、さすが大重しでギュッと漬け込まれただけあります。そしてしょっぱくないし優しい味わいです。

いきなりですが私はお酒飲みです。今回出てきた試食用のお漬物で私が「これ一押し!」のお漬物は「一休かりかり漬」でした。

で、大将に「個人的に気に入っているモノは?」と尋ねたところ、またここの大将もお酒好きで、家に帰ったらお漬物をあてに毎日お酒を飲むそうなんですが、 「やっぱり割漬だいこんですね〜、それで飲み過ぎたあとは酔い覚めに御所梅をいきます」と大将…。
ここのお漬物もさることながら「御所梅」がむちゃくちゃ美味しいんです!!毎日食べれるなんて、大将!羨ましいかぎりです!取材を終え帰る時に男前の大将が私にお漬物を何種類かプレゼントしてくれました。で私家に帰ってからお酒といっしょに全部試食しました。大将!やっぱり大将は正しい!私も「割漬だいこん」が一番美味しかった!人それぞれお漬け物の好みがあって、食べるシュチュエーションでも変わります。で、この場を借りて「大将、なんでこんなに歯応えがイイの?割漬だいこん、むちゃくちゃ美味しかったがな!」