京都市北区紫野大徳寺町73-1 TEL 075-492-0068
建勲神社前下車北へ
重圧感のある表門に足を一歩踏み込むと、すぐ目の前に入った景色は少し霧がかった冷たい空気の流れる竹藪でした。なんとも静寂な世界が広がっていて、思わず足を止めてしまいました。そしてすぐ横には紅葉のトンネル、そして鍵の手の参道、かなり印象深い光景でした。参道をドンドン奥へと進んで行くと、更に美しい静かな世界が広がっていました。参道に驚かされた私が次に感激したところは客殿前の庭園です。真っ直ぐとのびた青々とした竹薮をバックに、素晴らしくバランスのとれた紅葉の木々が赤々と高くのびていました。そして苔のじゅうたんは更にその紅葉を美しく際だたせ、神秘的な世界を作り出していました。
そして絵画のような庭園の次に感激したのが黒壁の茶室「松向軒」です。瞑想の場といった趣があり、茶の世界・侘びさびの世界がここに凝縮されているかのようでした。

千利休の屋敷の広間を移築したと言われる「意北軒」も深い味わいがあり、高桐院は全てにおいて細川三斎の趣そのものを感じさせられる素晴らしい所でした。そんな三斎公とガラシャ婦人の春日灯籠の墓塔に手を合わせて帰ってください。