日時:火
10:00〜13:00
場所:東林院「添菜寮」
費用:3,000円
申し込み:往復はがきにて |
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妙心寺境内の東側に位
置する東林院は沙羅双樹のお寺で有名です。そしてもう一つ「精進料理体験」ができるお寺さんなのです。精進料理を手がけるこちらの住職、西川玄房和尚のご指導の中、体験することができます。ただの料理教室と違うところは、庭園を眺めながら奥書院で自分たちの作った精進料理を食べられることと、この体験を通
して自然の営み、大地の恵み、モノのありがたさに感謝する「禅の心」に触れられることです。
今日の献立は「サツマ芋のきんとん・長芋のたたき二種・豆腐ステーキ」でした。 リピーターが多いようで、今回も2度目3度目というお客さんでした。料理を作る前に、いつもは西川和尚さのが精進料理の説明や歴史のお話しがあります。西川和尚さんはなんでもはっきりとおっしゃる方で「今のサツマイモはアクが少ないぶん美味しくない」だとか、「最近の豆腐ステーキには片栗粉などでとろみをだし味付けするが、豆腐自体の味がしない」だとか。しかし「豆腐は近くの吉田さんが美味しい、昔からのお豆腐屋さんで味が昔と変わってない。」や「茶巾にするときはサランラップより布巾のほうが水分をとるのでいい」等々、耳より情報も沢山教えてくれます。十分にお話ししたところで料理へ!
一斉にお母さん達は料理を作り出しました。もうそこからは和尚さんは何も言いません。「この人ら、言わんでも上手に作るから」と笑っていました。ここで質問!「なんで精進料理体験を始めたのですか?」西川和尚さん曰く「お寺というモノはもっと庶民的でないと…。行事で忙しいのはわかるけど、もっとお寺を開放しないといけないのちゃうかな〜。昔は寺子屋とかいうのがあって、お寺がみんなに色々なことを教えていたんです、そやから、たまたま私は料理を教えることができるから、体験という形で始めたんです。色々な人とお話しできて、私も勉強になるし、みなさんもお寺との距離が近づきます。もっとこれからお寺を開放していきます。」と。私は大感激しました。
だいたいの料理の素材は裏の畑で採れたモノを使うそうですが、今の時季は採れません。もうすぐすると、京かぶらやみぶななどの京野菜が採れるそうです。今日は紅葉や萩の花、赤ピーマンや青じその実などをとりました。裏の畑で採ってきた秋を盛りつけて完成!作った料理を奥書院に運びます。
ここからが醍醐味!「千両の庭」を目の前に奥書院で優雅に昼食会です。しかし食事の前に必ずすることがあります。それは台所にあるイダテン様にできたモノをお供えすること。そして、食事五観文を合唱することです。食事に対する心掛けや作法を解いたもので自分を戒め、万物に感謝の気持ちを表します。これもお寺さんならでわ!現にリピーターの方は「モノを大事にするようになったし、水でも出しっぱなしがなくなった。」とおっしゃっていました。
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