順正さんのホームページ
京都・南禅寺草川町60
エ075-761-2311
地下鉄東西線蹴上駅 徒歩7分
湯葉懐石5000円(税別)
私は京都生まれの京都育ち、今回南禅寺の「順正」さんにお邪魔して、引き上げ湯葉の体験をして来ました。これは本当に美味しい!絶品!心の底から「京都に生まれて本当によかった〜」と涙が出そうになりました。こちらの体験は湯葉懐石の中に含まれています。色々な調理された湯葉がゾクゾクと机に運ばれてきました。田楽に天ぷら、お刺身等々…これぞ湯葉三昧!しかし、やはり究極は引き上げ湯葉です。
目の前でできた湯葉をすくい上げ、ホクホクのまま口に運ぶと、口の中に永遠と広がる大豆の濃厚な旨味!そしてあのとろけるような歯ごたえ!思わず「甘い〜」とほっぺを押さえてしまいます。京都でしか味わえない引き上げ湯葉、やっぱり京都でよかった〜!京都の南禅寺と言えば湯豆腐と思っているあなた!ぜったい引き上げ湯葉の方が美味しい!考えても見なさい、豆腐の原料である豆乳を熱したときに表面にできるのが湯葉なのですから、まさに大豆の旨味=豆腐の旨味が凝縮した逸品!湯葉のほうが美味しいに決まっているでしょ。だいたい湯葉って言ったら乾燥した干湯葉をよく口にするんじゃないですか?それと引き上げ湯葉とは全然違いますからね。それと生湯葉とも全然味が違いますからね。本当に「順正」さんはオススメします。
さらにもう一つ。そんな 「順正」さんでは「順正書院」で湯豆腐や引き上げ湯葉を楽しむことができるのです! 丹後出身の江戸期の蘭方医新宮涼庭ゆかりの学塾で、東山南禅寺のほとり、清雅な京風建築庭園を配した順正書院は、やがて花洛名勝図絵によって広く世に紹介されました。

名教楽地の石門をくぐれば、果樹が生い繁り、広々とした薬草畑には貴重な薬草 が栽培されていたといいます。豊富な山水をつかい、自ら石を運んで造ったと伝えられる庭園には今でも薬草が生え、医塾の名残をとどめています。戦後、たたずまいも庭園も涼庭が講書した「上段の間」の調度品も往事のままに、南禅寺順正本店に転用され、湯豆腐の味わいを求めるお客さん達で賑わっています。順正さん曰く「ここ は学問所であったばかりでなく、当時の文化人が集まるサロンだったようです。今もその方達の書画がたくさん残っています。」とのこと。国の登録有形文化財を料亭として公開し、お客様に料理を楽しんで帰ってもらおうという、この心意気! 湯葉は美味しいわ、庭園は綺麗だわ、文化財はあるわで、「順正さん、あなたは凄い! 」の一言です。絶対に行って体験してきてください、私がこんなにオススメする理由がわかります。  
■湯葉懐石                                    先付・前菜・造里・湯葉鍋・焼物・油物・香の物・後吸・御飯・水物