| そこで、健康食マニアの2代目は、体に良い栄養もある納豆をどうにか蕎麦といっしょにできないもんか、どないかして京都の人に食べて貰いたいと考え、試行錯誤を重ねた結果創り出されたのがこの「有喜そば」なんです。
そこいらの納豆蕎麦なんかとは訳が違いますからね!単なる納豆と生卵を練り合わせたモノではないですからね!なんてったって京都は嵯峨の身のしっかりしたネバリのある「紫竹」の納豆と生卵をとにかく混ぜて混ぜて混ぜまくる!!メレンゲ状まで混ぜまくるんです!当時は10本、20本のお箸で5〜10分混ぜまくっていたそうです。
こうすることによって納豆独特の臭みがなくなり、納豆嫌いの人も京都の人も受け入れられるようになったんですね〜。
でもこれはホント口に入れたらビックリしますよ!フワフワでアワアワ!こんな蕎麦は初めてです。メレンゲ生卵納豆と冷たい蕎麦を甘めの出汁と隠し味のカリカリ天粉とをからめて食べたら、これがホント美味しいのよ!どんな人間でもこれは大好きでしょ!
さらに「有喜そば」に+エビ天がのっかった「有喜天そば」(1000円)はも〜っと美味しいですよ。エビ天の天麩羅粉にも卵が入っているからさらに出汁に甘味と濃くがでて美味しいんです、カリカリのエビ天とフワフワの生卵納豆の食感も楽しむことができます。食べるんだったら「天」の方をおすすめしますね。
「有喜屋」は場所柄「鴨川踊り」のお客さんや舞妓さん、芸子さんの多いことから、蕎麦以外にもうどんや丼物も種類が豊富で、「有喜屋弁当」(2000円)や「とろろ天ざるセット」(1500円)、「豆腐天せいろセット」(1500円)等々、セットものも充実しています。
ちなみに丼物で「来葉丼」(850円)があるんですが、これは先斗町の芸子さん「来葉さん」が考えた丼で、かまぼこと天かすとおネギを炊いて卵でとじたモノなんですけど、「来葉さん」がいっつもそれを注文するもんだから、いつぞやか舞妓さんや芸子さん達が「来葉姉さんの私もちょうだい〜」ってなかんじで注文が増え、それでメニューにのせたものなんです。なんとも先斗町の蕎麦屋さんらしい逸話ですよね〜。
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