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蕎麦屋の大将って揃いも揃って個性的で毒気があって、おもろいおやじばっかり。だから私、蕎麦屋の大将ってみんな大好きよ。で、特に「この人おもろい!好きやわ〜!」と思ったのが「松葉」4代目の大将、はっきり言って蕎麦屋の大将NO1よ!
ちなみに「松葉」って言うたら皆さんご存じでしょうけど、一応連想ゲームがてら一発…「京都3大タンパク源」=「鯖・にしん・棒鱈」=「にしん蕎麦」=「南座の松葉」頭の中でグルグル…と、とにかく140年以上続く「にしん蕎麦」の祖!なんです。そんな4代目の大将、生粋の京都人なんだけど、義理人情の熱〜い粋な大将なんです。ま〜追々話していきましょう。
で、京都の蕎麦屋だったらどこでもたいがい「にしん蕎麦」はあるんだけど、「松葉」の「にしん蕎麦」(1100円)は蕎麦の下ににしんが埋まってあるからね〜。ここチェックよ〜。で、こうすることによってにしんの旨味と出汁が十分に浸透しあって、「にしん、出汁、蕎麦!」の三位一体のハーモニーが奏でられるんです。
こちら本家本元と言うだけに、しっかり甘辛く煮込んだにしんの棒煮は骨まで柔らかく、甘さ控えめの昆布と鰹の出汁とあわせると「このにしんにこの汁あり!」の最高のコンビネーション!で、甘すぎず辛すぎずの絶妙なバランスはホント何杯でもいけます。ちなみに私は「蕎麦−にしん-出汁」の順番なのね。
また地下から3階の各レトロな空間でいただけるのも雰囲気があって、特におすすめが地下のアンティークなイスとテーブルの席と、鴨川を見下ろしての落ち着いたお座敷の3階。味のあるレトロな空間です。「え?じゃ〜2階はあかんのかいな。」そう思った方…、イヤイヤそうじゃないのね〜、このフロアーお昼はお蕎麦がいただけるテーブル席なんですが、6時をまわれば、あ〜らびっくり!琴からピアノの曲に替わり、テーブルには赤いテーブルクロスにキャンドル、照明も薄暗く、祇園のネオンがキ〜ラキラ!間違っても蕎麦屋とは思えない空間に変身するんです。
実はこちらナイトタイムからは「手打ちうどんの美味しいバー」という、本格的カクテルにウイスキー、ワインなどがいただける、しかも〆は自然塩を使い半日寝かしたプリプリの「手打ちうどん」という蕎麦屋なんです。月代わりの「手打ちうどん」(700円)は6月なら「鱧」と季節のうどんで、はっきり言って老舗の蕎麦屋の歴史を覆したスペースなんです。そう、「松葉」の大将は老舗の上に胡座かいてる大将じゃないんです!
しかも大将はそんだけじゃ〜ないのよ、粋な大将の人情ネタ!昔大将が「ぼん!」とどやされていたころからお世話になったお母の居酒屋「杉ざかや」があったんですが、お母が亡くなってしまって、「そのお店どないしまひょ〜」となったときに大将…「我が子のようにかわいがっていたお店つぶして、お母が悲しがったらあかん」と、そこで出会い茶屋「芝居茶屋」を始めたんです。
カウンター10席の「蕎麦とお酒」の店は当時のまんまで、かなり味のある空間。これね〜ホント私の隠れ家にしたいところなんですけどね〜、でも仕事なんでちょっとだけお話ししましょうか〜。そんなノリで始まった処で、初めは大将の知り合いが集まるサロン的空間だったんだけど、仲間が仲間を呼びドンドン広がっちゃって、今じゃ〜とにかく「出会い茶屋」…行くなら電話して確認してね。
ちなみに私のおすすめは、オリジナルの「にしんの辛子煮」に「豚角煮昆布巻」、それとあっさり薄味、蕎麦に拘って造ったオリジナルの日本酒「松葉」でくいっと!これで数時間いけます。そして〆に大将自ら手打ちの二八蕎麦でズズズっ!と、それに大将おすすめの「蕎麦湯に塩」で「ごっつぉ〜さん!」これね!ホント雰囲気から飲み方から食べ方まで全てが「粋」なのよ!
そんな「松葉」の大将には3つの夢がるんですが、その1つは「家族連れでこれる、全て手打ちの湯がきたての美味しい蕎麦とうどんのお店。子供達に本当のうどん、蕎麦とは何かを知ってもらいたい」と。そしてもう一つは「ヘリコプターの免許」。ま〜かなりちぐはぐでも、大将なら大丈夫!大将ならもっとおもろいことしでかすんでしょう!大将といるとワクワクしてくるわ!
| 芝居茶屋 |
住所 京都市東山区大和大路四条上ル常葉町
TEL 075-561-8976
営業時間 19:00〜22:00?売り切れゴメン
(土・日定休)
定休日はあっても不定休なもんで電話確認してから行ってね。 |
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