住所 京都市左京区一乗寺清水町5-1 TEL 075-791-4976
■営業時間 9:00〜18:00 定休日 日・祝
これ!あんた〜ちょっとエエ話教えてあげまひょ…。一乗寺の「おじゃこしぐれ」の「松亀」はん、近所でも有名なえらい仲の良ろしい夫婦やったそうで。そもそも旦那はんの松田亀次郎はんはえらい奥さんの作るじゃこ山椒が大好きで、毎日お膳にでてな〜機嫌が悪くなるぐらいの大の好物だったそうです。それが不幸にも亀次郎はん、大事な奥さん残して先立ってしもて、残された奥さん…「はて、これから先何をしましょかいな〜」と悩んだ末、亀次郎はんの名をこの世に残そうと、名前の「松」と「亀」をとって「松亀」という、旦那はんの大好物であったじゃこ山椒のお店を始めはったんです。と、ま〜これが「松亀」創立の逸話ですわ。京都版「夫婦ぜんざい2」って感じでっしゃろ。エエ話やありませんか〜!
おすすめ!
こんなんして食べておくれやす
「竹の子ちりめん」:チラシ寿司
「おじゃこしぐれ」:おにぎり
じゃこサラダ
じゃこオムレツ
…で続きと言いますと、これが奥さん、主婦歴20年以上のベテランさんで、亀次郎はんが惚れ込んだだけあるお料理上手なお人。特にご近所さんもお墨付きの保存食フェチで、色んなお店のじゃこ山椒を食べ歩き、作ってみてはご近所の主婦仲間に試食をしてもらい、右往左往と作りだしたモノが今の「おじゃこしぐれ」なんです。
お味は甘くもなく、辛くもない、おじゃこも堅くもないし、柔らかくもない…ちょ〜どエエあんばいなんです。創業以来継ぎ足し継ぎ足しして炊き続けてきた秘伝のお出汁は、10年間のおじゃこの旨味がいっぱい含まれたエエ出汁なんです。
なんでも調味料にかなり拘っていて、奥さん曰く「京都の料亭さんでも3軒ほどしか使っていない、日本酒よりもお高いお醤油なんです」とそんだけ教えてくれました。ま〜全てのものが違うっちゅ〜話ですわ。
そんな旨味たっぷり秘伝のお出汁で京都の柔らかい竹の子を炊いたんが「竹の子ちりめん」言いまして、これが!これがまた悪いけどかなり美味しいんです!竹の子の旨味がものすご〜あって、歯応えも良い感じで優しい上品な味わいなんです。これは私、むちゃくちゃ気に入りましてん。
「おじゃこしぐれ」といい「竹の子ちりめん」といい、生粋の京都の主婦が作ったもんやから、そんな堅苦しいもんや〜なくて、慣れ親しんだお家の味なんです。取材に行った私に「これね〜おにぎりにしたら美味しいんです〜」と「おじゃこしぐれのおにぎり」を即席でにぎって持ってきてくれたんです。それがホンマ美味しくて忘れられなくてね〜、他にも美味しい食べ方を教えてくれはって、さすが主婦ですよ!母ですよ!
以前は京都の料亭のみに卸していたんですが、お客さんのご希望で販売もするようになり、一乗寺のお家にちょっとした販売所を開くようになったんです。「おじゃこしぐれ」と「竹の子しぐれ」等、かわいらしい宝石箱のような箱に入って店頭にならんでいます。これらが全国の人たちの食卓に並ぶことをホント楽しみにしています。
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