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立命館大学と民家に囲まれた「等持院」は迷路の様な所にあって、なかなかたどり着きません。細い道を進んでいけば家か立命館にぶち当たり、行けども行けども、入り組んだ細い道…、人に聞いてもそんな道を説明することは不可能らしく、「ほんまに何処やねん!」と思った瞬間門に着きました。「等持院」に行くときは散歩気分で穏やかに行ってください。
着けば心も穏やかになり、中に入っていきました。靴を脱いで「おじゃましま〜す」と右手奥を見たら、「達磨大使」の大きな絵が廊下奥に立っていました。私は「達磨大師」を見ると、「あ〜禅寺に来たな〜」とまず始めに感じます。
方丈奥の「霊光殿」には5代と10代を除いた歴代足利将軍の像が安置されています。と言うのは「等持院」は足利尊氏が夢窓国師を招いて創建し、尊氏の死後は歴代足利将軍の菩提所となたのです。薄暗い殿内はどことなくひっそりと冷たくて、一体一体の顔をのぞき込むのにちょと勇気が必要でした。ご挨拶だけして方丈裏へと進みました。
なんと!そこに広がるは夢窓国師作の三大名園の一つ!西側にある蓮を形取った庭園「芙蓉池」は衣笠山を借景に作られた庭園です。が、残念ながら今は大学の建物が背景にあり、ちょっと現実の世界に引き戻ってしまいます。しかしそれをあえて目に入れずに見てください、築山の上の茶室「清漣亭」と紅葉した庭園との作り出す世界は大変素晴らしく、見事なモノです。
また書院でお茶を頂くことができ、ゆっくりと庭園を眺めながらの一服は最高でしょう。小高いところに建っている茶室「清漣亭」からの眺めもまた格別で、「ここから芙蓉池を見下ろしながら、お茶を頂くなんて最高だったでしょうね」と、足利義政公がお茶を飲んでるところなんかを想像し、降りていきました。
そして東側の庭園「心字池」に進み、心と形取られた池をぐるりと周りました。「芙蓉池」は見て楽しむところ、「心字池」は歩いて楽しむところ。それぞれの庭園を存分に楽しみ、最後は足利尊氏公のお墓に挨拶して帰りました。帰りは迷子にならずに、一発で帰ることが出来ました。 |