京都市右京区花園妙心寺町35 TEL 075-463-2855
拝観時間:9:00〜17:00(時間外の場合は要予約)
駐車場:有料 大型可(花園会館P利用)

「退蔵院」といえば如拙筆「瓢鮎図」が有名です。
大きなナマズをどうやって瓢箪で捕まえることができるかという禅問答を描いたものです。袴腰の大玄関をくぐり方丈へと進むとさっそくありました!「お〜これが国宝の〜」としげしげと見ていると、どうも瓢箪を持っている男性が動物に見えるんです。目をこすってよーく見てみるとどうやら男性は帽子をかぶっているようです。ご住職様曰く「あれは豚ですか?」とよく観光客から尋ねられるそうです。

方丈横には画家である狩野元信作の枯山水庭園「元信の庭」があり、画家ならではの想像力に富んだ見事な庭園が広がっていました。「退蔵院」にはもう一つの庭園があります。菱形の石畳を歩いていくと門があり門の彫刻に「瓢箪とナマズ」が…「さすが瓢鮎図のお寺さん」と思いながら中へと進むと、両脇に「陰の庭・陽の庭」、正面に見事な桜の木がありました。春にも訪れてみたいものです。

さらに行くと、広い敷地に優美な庭園「余香苑」が広がっていました。絵画のように観賞する「元信の庭」に対し、「余香苑」は歩きながら四季折々に姿を変える様を楽しむといった庭です。ビューポイントは藤の花の下からの眺めで、低く刈り込んだサツキが広がる庭園は、紅葉で色づいた大パノラマを見ることができます。池があるんですがみると瓢箪型、そして中にナマズが泳いでいます。「瓢箪の中にナマズが入った」ということでしょうか…。

ちょっと疲れた私は「大休庵」でお茶を頂くことにしました。瓢箪型の窓やお茶席からの「余香苑」の眺めがまた格別です。お抹茶とお茶菓子が運ばれてきましたが、思わず「またお前か!」と突っ込んでしまいました。なぜならお茶菓子にもナマズと瓢箪が描かれていたからです。このお茶菓子、こちらでしか頂くことの出来ない特別なお茶菓子で、見た目もユーモラスで大変美味しかったです。絶対お土産に喜ばれますよ。

「あっちにも、こっちにも瓢箪とナマズ…一体どんだけあるんやろ〜」絶対に見逃している瓢箪とナマズがあるはずで、もし数えた方がいたら是非教えてください!最後表門をくぐった時に瓢箪とナマズを発見しました。行きは気づいてなかったけど、意識してると見つけちゃうものなんですね。

「退蔵院」はまるで「ウォーリーを探せ」イヤイヤ「瓢箪とナマズを探せ!」です。とっても遊び心のあるかわいらしいお寺でした。

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