京都市左京区鞍馬本町1074 TEL 075-741-2003
拝観時間:9:00〜16:30(6月から8月は17:00まで)
愛山料:200円  叡山電鉄鞍馬駅下車
「鞍馬寺」へ行くためには2つの方法があります。1つは「由岐神社」から「鞍馬寺」までの曲がりくねった急な山道、その名も「九十九折り」をひたすら登っていく「歩いてのコース!」と、もう1つはケーブルで登る、「楽々のコース!」です。昔私は高校の遠足で「歩いてのコース!」をヒーヒーいいながら登ったので、今回は「楽々のコース!」で行ってきました。ケーブルに乗ると放送が流れるんですが、ちょうど3分「鞍馬山・鞍馬寺」の説明が爽やかに流れてきます。要するに「鞍馬山の大自然の恵みをみな様にわかってほしい、観光客が増えると、鞍馬山のすがすがしさや自然が損なわれてしまい、十分楽しんでもらえなくなったら心配です。」と鞍馬寺の方達は心配していらっしゃるんです。
「鞍馬山とは」はパンフレットにも書いてあるので、「九十九折り」を歩いている方は、放送を聞けなくてもそれを見て登ってくださいね。

みなさ〜ん!「鞍馬山は聖域、入山参拝するには「心得」をもってお入りください。」そうパンフレットに書いてありますからね、是非お忘れのないように。 私は「心得」を持ちながらケーブルをおりて参道を清々しく登ってきました。すると「おお〜!」っと、眼下に広がる比叡の山並み!ちょっと参道を歩いただけですが、汗なんかかいちゃったりなんかして、気分は登山者。その景色を見たときは「登ってきて良かった!」っとあくまで登山者気分で感激しました。
そもそも「鞍馬寺」とは宝亀元(770)年に鑑真の弟子・鑑禎がこの地に毘沙門天を安置したのが始まりで、(「魔界平安京」を参照)その後延暦15(796)年には藤原伊勢人が伽藍を造営し、北方の王城鎮護の道場となりました。なんと平安後期の遺物を中心に300点が国宝に指定され、元天台宗の寺院であったのが、昭和20年に鞍馬弘教を開き、その総本山となりました。「本堂」には毘沙門天が祀られており、その左にある「光明心殿」には「護摩魔王尊」が祀られおり、「さすが!」なのがこの魔王尊で、なんと天狗がその中に祀られているんです。ちなみにこれ、魔王尊は金星から降臨したと伝えられているんです。…う〜ん、私の頭には「鞍馬天狗」といったイメージが強く、さらに金星人が加わってきたんで、どうもおとぎ話の世界にいるような気がしました。「九十九折りの厳しい山、修行道場の寺」というよりも、摩訶不思議な山で天狗や鬼が姿を現しそうな、そんな魔界的な不思議な空間に感じました。

※「翔雲臺」本殿後方より出土したもの。平安時代より鞍馬寺に伝えられた如法写経会の経巻を埋納した経塚の蓋石。
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