住所 京都市中京区先斗町四条上ル七軒目 TEL 075-241-1636
以前に飲んべえの私は「のん亭」の店名に惹かれたのか、それとも酒好きの女将の酒酒パワーに誘われてなのか、一度飲みに入ったことがあります。酒好きの野性の勘は恐ろしいもので、ここは全国の地酒という地酒が揃う酒好きの店なんです。なんと年間を通して250種類はお店に登場するという品の豊富さ。毎日種類が替わるもんでお酒のメニューなんてありません。試飲してお客さんの口にあったものを選んでもらうんです。これだけの品揃え、大の酒好きである女将だからこそできる技なんです。

なぜならお酒も生きているもの。空けたら何日も置いておくことができないし、旬のモノでもあるから、その時に飲まないと味が落ちちゃいます。となると、これだけの種類が揃うと言うことは毎日何本も空けているということ、そしてよ〜くお酒を知っていると言うことなんです。女将曰く「私ホントお酒が大好きなんです。たいがい来てくれるお客さんはみんなお酒好きで、そんなお客さんと試飲しながらあ〜だこ〜だしゃべるのが楽しんです。」と、いっつも笑顔で人一倍明るい女将はホントかわいらしい方。

ちょうど私がお邪魔した日が異常気象で、季節はずれの雪が降ってきたんです。それを見て女将が「雪やんか、いや〜雪見酒できるわ。」と嬉しそうに鴨川を眺めながら言いました。女将の喜ぶ姿がまたかわいらしくて、きっとお客さんもこの女将の明るさや無邪気さに惹かれて来るんでしょうね。

そんな女将の手料理はとってもお酒にあうおばんざいです。女将がチャチャチャと作ってしまう料理は、私の大好きな山椒の利いた「京にんじんの葉と水菜としめじのゴマ和え」や「なすびの中華風」、「うの花」(全て500円)などの京野菜を使った京都のおばんざい。レンコンとなんか和えたモノで、女将もなにかわからないものがたまにあったりと、またその適当さが私は大好きなんです。「たいそうなモンできひんから、家庭料理のお店って外に書いてあんねんわ」と女将、でも飲んべえの私には女将の作るおばんざいは美味しいご馳走です。女将が大好きなお酒を私にすすめてくれました。京都産の生酒「やどりぎ」(700円)です。他に珍しいお酒が沢山ある中で、これをおすすめしてくれました。「さすが女将!私の好みにぴったり!」と一瞬でなくなりました。女将とはお酒の好みも話もあうんです!昔の人は偉いモノで「類は友を呼ぶ」…まさに、そのとおりです。