京都市中京区先斗町通り四条上る TEL 075-221-2446
■営業時間 17:00〜20:00(ラストオーダー)
ここ「藤の家」はお好み焼き屋で、6月〜9月末の川床シーズンだけ「床料理」 (3800円)のみのお店になるんです。とにかく私がお伺いした時は川床シーズンまった だ中だったのでその時のお話をします。
「藤の家」ってば先斗町じゃ唯一の3階建て 町家建築で、しかも昔はお茶屋さんだったんだそうです。ここの2代目のご主人曰く「建物ができたんもお茶屋が始まったんもそんなん知らんわ〜。私が知ってるのはお好み焼きしてた時で、お茶屋の時いれたら何代目かわからんわ」と…きっとかな〜り 古いとこなんでしょうね。
ま〜ほんと珍しい3階建ての「鰻の寝床」な町家なんです が、中を覗いてみたらびっくり。思わず「ふつ〜の家やんか」とつっこんでしまうほ どの家っぷり!「お客さんからもそう言われます。実際生まれも育ちもず〜っとここで、今も上で住んでますねん」とご主人は笑ってました。
とにかく「藤の家」 の良いところは「格好つけた町家じゃない!」ってこと。古い廊下や階段、3階にあ る30年以上昔のアメリカ製冷房機そして大きな納戸等あちらこちらと歴史の跡が感じられます。ホントかな〜り味のある庶民的な元お茶屋の町家なんです。
そしてもうひとつ、「藤の家」の良いところはここのご主人なんです。
「ぎょうさんお金持ってても使い方わからへんわ。おまんまさえ食わせてもらえばそんでええわ〜」 と、なんと裸一貫なご主人なんでしょう。この不況の世の中にこんな、こんなお金に無執着な人ってそうはいないですよ。
みなさん先斗町の由緒正しき町家で川床料理を 食べようと思ったら万単位を想像するかと思いますが、ここ「藤の家」は格好つけない庶民派のお店なので、先程も言いましたが3800円で楽しめちゃうという、サラリーマンには大変ありがた〜いお店なんです。
「ビアガーデンの気分で楽しんでって〜」と、かなり気さくでとってもフレンドリーなご主人。よくお客さんに「飲みに来てるし来うへんか〜」とお誘いがあるとか。やっぱりみんなそんな人間味溢れるご主人が好きなんでしょうね〜。私もちゃっかりファンになっちゃったんです。
ご主人とお話ししていてご主人の男っ気と気前の良さ、そして下町的な勢いに私は惚れましたね!床で料理の撮影をしているとご主人がお茶代わりに出してくださった生ビールが これまた美味しかったんです…く〜!
ごっつ〜庶民的な町家と下町なご主人、美味し いお料理とビール、そして目の前を流れる鴨川…ホント最高です!さっそく仕事終わ りに行ってみてください。川床で涼みながらの生ビール、最高に美味しいですよ。
※皆さん注目!
「藤の家」は川床が終わればお好み焼き屋になります。
注意してほしいのがここはいわゆる「自分でお好み焼きを焼く」ってこと。
昔はそんなの当たり前で、自分で焼いてあ〜だこ〜だしゃべるのが楽しかったのに、今の若い人って、焼けない人が多いみたいなんです。特に女性…情けないことに男の子が焼くみたいですよ。ここは、自分で焼ける人のみが美味しい「藤の家」のお好み焼きをたべることができます。では悪しからず。
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