住所 京都市北区紫野今宮町21 TEL 075-491-0082
開催期間 4月第2日曜日  
「今宮神社」では毎年陽春開花爛漫の四月第二日曜日に、花の精にあおられて陽気の中で飛散する悪魔の精霊を、囃子や歌舞によって風流傘に宿らせ、紫野ノ社に送り込み神戚を迎いで降伏させるという「やすらい祭り」が行われます。

この「やすらい祭り」は厄払いの「鎮花祭」と「御霊会」とが結びついた民衆の中から生まれた「花のまつり」で、民俗無形文化財にも指定されており、「京の三奇祭」の一つでもあります。
とま〜なかなか洒落っ気のあるお祭りだと思いません?で、「やすらい祭り」は京の祭りのさきがけをなす祭りでもあり、この日が晴れならその年の京の祭りは全て晴れなんだそうです。…と言うことは、2002年は全て京のお祭りは晴れ!ってこと!?とにかくこの日はピーカンもピーカン!静かな「今宮神社」もそりゃ〜大賑わいさ。

境内ではフリーマーケットが開かれており、骨董品から日常雑貨、果物、野菜、乾物等々、色んなお店がでているわ、東門前では名物「あぶり餅屋」も大繁盛で、あぶり餅の香ばしい香りがプンプンしている状態。

神社周辺では、大きな花傘を持った男の人から小さなかわいらしい子鬼ちゃん、ちょっと大きなお兄ちゃんの赤鬼ちゃんと黒鬼ちゃん、そして笛や太鼓やらの音頭取りや囃子方が行列をなし、近郊の各町内中を練り歩き神社にやってきます。
これら「練り衆」は一軒一軒、民家や商店街に訪れ、笛や太鼓の囃子に合わせて「やすらい花や〜」と唄いながら踊り回り、厄払いをしてくれます。

私が学生だった頃、よく冷麺を食べに行った大宮商店街の「中華のサカイ」の前でも、赤鬼ちゃんや黒鬼ちゃんが飛び跳ねて踊っていました。「今年もサカイは安泰やね…」そう思いました。

そして午後3時半ごろ、ようやく「練り衆」達は「今宮神社」に到着し、疫社殿、本殿の前で御幣を捧げ鎮疫祈願と「やすらい踊り」を終え、大盛り上がりの中「やすらい祭り」は終了しました。

ちなみに境内には「鬼汁」ってどえらいお汁が販売されており、訪れた方は是非ご賞味していただきたい一品です。それと「花傘」をくぐると、厄を逃れることができるというので、今年厄年の人、どうぞいらしてください。