住所 京都市上京区油小路一条下ル油橘詰町88 TEL 075-415-0736
■営業時間 11:30〜15:00ランチ(予約)15:00〜17:00喫茶
18:00〜21:30ディナー(完全予約制 3名以上1組貸し切り)
定休日:月、第3火
静かな住宅街、樂美術館の斜め前に「SHIじMA」はあります。細い門に木製の看板と昼膳のメニューがあるだけで、なんら他の民家とは変わらないさりげなさです。門を潜り細長い菱形の石畳をテクテク歩いていくと…、そこはまるで小さな森の中の一軒家!すぐ「ロッキーチャック」を思い出しました(古いですが・・)。

木のドアをゆっくり開けると「いらっしゃいませ〜」とかわいらしい声でオーナーの 竹濱さんが迎えてくれました。「どうぞ」とスリッパを出してくれて、なんだか竹濱 さんのお家に遊びに来た気分です。かわいらしい、ふんわりした竹濱さんにぴったり のこのお家は、築70年という京の町家を南仏風にアレンジ、白壁に温かい木製の家具がとても素敵で、4脚とも異なる趣のイスや大テーブル、ステンドガラスなど、フランスの片田舎を思わせる、柔らかい温かいスペースです。また茶室もあり、丸いちゃぶ台を囲んでのんびり和むこともできます。

中庭は「京都に森を」をテーマに緑溢れるオアシスで、春になってポカポカしたら、能の舞台をイメージして作られたステージでゴロンとするのもきっと気持ちいいでしょうね〜。まさに「ロッキーチャック」の世界!しかしご覧の通り私がお邪魔した日はいやみにも雪の 降る寒〜い日だったんです、が、これまた雪の景色もなかなかのもんでした。

竹濱さん家でいただくお料理は、竹濱さんが全て創作した京風昼膳(3500円)です。毎日変わるコースメニューは、京都の旬の素材を使った和洋折衷な創作料理が10種類。 例えば牛肉赤ワイン煮にはふろふき大根のソテーが添えてあったり、碗モノでも酒粕や白味噌が斬新に使われていたり、生麩はテンメンジャンソースで調理されていたり と京都と世界各国の味とが一緒になった竹濱流創作料理なんです。

信楽焼きの器に盛られたお料理はどれもかわいらしく温かさが感じられます。また「抹茶クリームあんみつ(700円)や「伊藤徳さんの黒大豆」を使った「黒大豆みつまめ」(700円)「黒大豆入抹茶のパウンドケーキセット」(800円)など手作りの甘いデザートもあります。 伊藤徳さんて一体誰なのかは知りませんがやたらと美味しそうです。

以前OLだった竹濱さんは「食べるのが好き!作るのも好き!」からOLを辞め、3年間の修行を積んで99年4月にお店をオープンしたんです。森の中のお家はとても温かな ほんわかした雰囲気で、それは竹濱さんと同じです。そんなかわいくて、ほんわかし ている竹濱さんですが、根性は男並。料理から何から全て一人で考えて、毎日お客様におもてなしするのは本当に大変なこと。冒険心と夢に向かっていく力強さ、そして 男顔負けのガッツ…。竹濱さんと色んなお話しをして、同じ女性から最後に一言… 「たいしたもんや!」。