住所 京都市北区紫野東藤ノ森町11−1 TEL 075-441-8283
■営業時間 11:30〜14:30 17:00〜19:00 定休日:月
こちらの町家は築80年・元お米屋さんだっただけに、土間が広々としていてとってもオープンな空間。 「かね井」はそんなゆったりとした町家空間で、蕎麦にはまってしまったご主人の究極の蕎麦をいただくことができます。

サラリーマンだった頃から大の蕎麦好きで、あれやこれやと全国の蕎麦を食べ歩いたという極舌を持つご主人。 「かね井」の蕎麦はどこにもない関東風でも関西風でもないかね井風の味。どこぞの創業100年以上の蕎麦屋で修行したんじゃなくて、ご主人の磨き上げられた舌が納得した蕎麦なんです。

ご主人の拘りはそれはそれはで、玄そば(そばの実)は農作物な ので不良がある、なので毎年北海道から長野、福井等等に足を運びご主人の納得した一番良い玄そばを使うんです。とうとう去年の夏休みは島根までご主人が種をまきに 行ったほどの拘りよう。

そんな玄そばを毎朝石臼で挽き、出来上がった自家製のそば 粉をせっせと打って丁寧に細く切ります。そんなこんなで出来上がった蕎麦はそれはそれは喉ごしも良くツルッツル、私好みの蕎麦です。まずみなさん、「ざるそば」 (750円)を注文してください。蕎麦の味と喉ごしを感じてください。言っておきますが、運ばれてきたら直ぐ!直ぐ!食べてください。蕎麦を信州または静岡の辛目のわさびといっしょに、つゆにチョイと付けてズズズといっきに喉に通してください!蕎麦の味といい、喉ごしといい絶妙です。食べ終わってから後のそば湯でくつ ろいでくださいね。

「そばがき」(700円)や「そばぜんざい」(800円)もあるのでお尻に根っこがはえてしまいますよ。

ちなみに…次にチャレンジしてほしいのが、私も絶賛した「荒挽き蕎麦」(900円)なんです。が、これは好き嫌いがあるようで、私は「荒挽き蕎麦」が一番美味しかったんです。これは殻の付いた状態で石臼にかけたそば粉100%使用、大変デリケートで、すぐちぎれてしまうんです。なので1日 限定10皿のみの究極の究極。塩を付けて食べるんですが、野趣溢れる穀物の香りとほのかな甘味、どう伝えたらいいのか難しいんですが、「穀物を食べている!」ってな感じです。みなさん、そば粉100%って言ったら、信州の黒いゴワッとしたものを想像すると思いますが、ここのは違う!ツルツルッまではいきませんがズルッです、独特のボソボソ感は感じられません。

やはりかね井流の挽き方、打ち方、切り方で 究極の蕎麦が作り出されるんです。相性抜群の日本酒(700円)や焼酎(700円)とクイッといってください。