京都市右京区嵯峨北堀町24 TEL 075-861-1645 
交通:市バス「下嵯峨」 京福電鉄「鹿王院」
拝観時間:9:00〜17:00  駐車場:無料
太秦の民家が建ち並ぶ所にさりげなく「鹿王院」はあります。足利義満筆「覚雄山」の扁額をかかげた山門とお寺を囲む土塀が、なにやら中国の曲でも流れてきそうな雰囲気で、ちょっと他の寺院とは違う味を出していました。山門を興味津々でくぐると、石畳の参道両脇に紅葉が「いらっしゃ〜い。こっちこっち!」と言わんばかりに中門までびっちり咲きまくっていました。天気が良かったこともあってキラキラ紅葉が輝いて本当に綺麗で、中門までほとんど上を向いて歩いていきました。中門をくぐり庫裡から奥へと進んで行くんですが、どうも人の家に来たかのような雰囲気で、お寺っぽくない感じでした。(そんなことはどうでもいいのですが)
しかし客殿へと進んでいくと、私の目の前に広がったのは、真っ赤に色づいた紅葉と幻想的に浮かび上がる舎利殿でした。どこか中国チックで、嵐山を背景に舎利殿を中心に造られた庭はなんとも幽玄な世界を作り出していました。場所のせいもあって、ひっそりと佇む舎利殿は本当に美しく、こちらの庭は他ではあまり見られない独特な世界を醸し出していました。その庭を囲むかのように、回廊で客殿と本堂・舎利殿がつながっていて、本堂内はもちろんのことですが、どうぞ舎利殿の中も見に行ってください。源実朝が宋から得たという仏舎利を納めた多宝塔が安置されていますヨ。是非紅葉の綺麗な時を狙って行ってみてください。