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忘れもしない…私が清水周辺のとある古美術屋に取材に行ったとき、そこでいただいた干菓子の味、これが美味しかったんです。思わず私「ここどこの和菓子屋さんのですか?」と尋ねましたよ。で、お店のご主人曰く「清水さんのすぐ下のところ」と…でそこが「局屋」だったんです。
こじんまりとした趣のある建物で、今でこそ場所柄観光客が多いようですが、昔っからの常連さんを大切にしている素朴で温かい和菓子屋なんです。そんな「局屋」は昔室町の呉服屋から「他にはない和菓子を作ってんか」と頼まれて以来、32年間様々な創作和菓子を作り続けています。 |
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例えば「庭の栗」、こちら丹波栗に栗餡を包み込んだ半生菓子で、まったりとした舌触りに甘すぎない栗の餡が「たまんないね!」な逸品。
また冷菓「柚子しずく」も丁寧な手作業の元、柚子の皮の中に柚子餡を流し込んだちょっとほろ苦い爽やかな逸品です。そして以前に作っていたのが「イカ墨饅頭」…これは微妙なところです。ま〜そんな創作和菓子に他季節によって変わる上生菓子等、おすすめがいっぱいです。
でもやっぱり私が「おお!」と思った干菓子は一番おすすめで、お高い和三盆をふんだんに使った上品で優しい干菓子なんです。 |
| はっきり干菓子って最近需要が少ないので和菓子屋でもあんまり置いてないんですよ。しかし!「局屋」はかなり種類が揃っています。干支型の季節限定「福末」や京都の風情を表現した「小町草紙」(なかの花は季節によってかわります)、おめでたい「ふく豆」等いろいろあるんです。見ているだけでかわいらしい色とりどりの干菓子は、年輩の女性にも大人気です。 |