住所 京都市東山区清水3丁目315 TEL 075-561-6094
■営業時間  11:00〜18:00 不定休
※夏と冬のメニューは若干変わります。 
昭和10年創業の「忍ヶ茶屋」は清水さんじゃ〜めっぽう古い甘党屋です。今では軒を連ねて甘党屋があるんですが、当時は「かさぎ屋」とここ「忍ヶ茶屋」の2軒だけだったそうです。余談ですが大正初期、「忍ヶ茶屋」の前に漫才師が甘党屋をやってたようで、その名も「漫才屋」だったらしいんです。ちょ〜っと芸のない屋号とは思いませんか?

ま〜そんなことはさておき、昔から変わらない竹をあしらった涼しげな店内は、飯台とゴザがこれまたイイ味出していて、簾ごしから見える産寧坂を行き交う人々や話し声が心地よく聞こえてくるんです。

そして2代目のお母さんが毎朝せっせこ仕込んでいる甘〜い和デザートは「ぜんざい」(650円)、「あんみつ」(600円)「ところてん」(11月いっぱいまで:400円)と様々で、今のこの季節なら、冷た〜いお抹茶たっぷりの「宇治金時」(700円)なんか、い〜んでないかい。

でも「おはぎ人間」の私は「お抹茶 おはぎ付」(600円)を頼みました。ま〜ゆ〜ても「世界が滅亡する最後の瞬間に食べたいモノは?」と聞かれたら、「家のおばあちゃんの作ったおはぎ」と即答する人間ですから‥私。とにかく「おはぎ」好きなのであしからず。

で、「忍ヶ茶屋」ではこしあんとつぶあんの2つの「おはぎ」とお抹茶がでてきます。昔のまんまの素朴な雰囲気の中、ゆっくり甘〜い「おはぎ」とお抹茶をいただくのは、ホント「京都やわ〜」って感じしますよ。

取材も忘れて気持ちよくぼ〜としていると、産寧坂を一生懸命下りている女の子2人の会話が聞こえてきたんです。それが…「な〜知ってる?産寧坂でこけたら、3年以内に死ぬんやろ〜」・「いや〜!こけんように気〜つけよ〜」と、関西圏のお姉ちゃん2人。このネタってどこでもあるんですよね〜不思議なことに。そ〜言えば「私も10代の初々しい頃に聞いたことがあるわ」と思いながら、「へん!死ぬわけないやん!」と突っ込み、お店を出たんだけど、なぜかさっきの女の子の話が気になって、かなり気をつけて降りていってしまいました。
そんな私って…来年30になります。