住所 京都市東山区東大路通松原上ル東入ル星野町88 TEL 075-561-4014
■営業時間 8:00〜18:00 無休 
「中谷豆腐店」って言ったら私、個人的にものすご〜く気になっていたお豆腐屋さんなんです。と言うのはお店の壁におじいちゃんとおばあちゃんのびっくりした看板がデカデカとあって、お店の前を通るたびにそれが目について気になっていたんです。

で早速3代目である看板のおじいちゃんに聞いてみたところ「あ〜あれはな〜、よ〜車が当たるさかい初め看板たててたんやけど、それでも当たるしな〜。そしたらN●Kの人が写真の方が当たる率が少なくなるんとちゃいますか〜ゆうて作ってくれたんです」って。それ聞いてひとまず納得。
で本題の「お豆腐屋中谷って一体?」ってゆ〜たら、のほほ〜んの看板おじいちゃんとおばあちゃん、そしてしっかり息子さんの3人の家族経営で、なんじゃかんじゃと50年以上続く八坂塔商店街のあったか〜いお豆腐屋さんなんです。

ちなみに京都市内だけでも240軒にもおよぶお豆腐屋があって、それでも「中谷!」って言って長い間愛食されてきたお客様がいるということはやっぱり美味しいということなんでしょうね。

3代目のおじいちゃんが実演してくれたんですが、「よ〜見てや〜、こうやってほってもな…」と、水の中にあった「木綿豆腐=白豆腐」(160円)をポイッとほって手にのっけてみせたんです。「な〜くずれへんやろ〜」とニンマリ3代目…。
こちらのお豆腐は基本的に堅い目なんです。でも味はソフトなもんで、舌触りがツルンとしています。

しかしなにを置いても「中谷豆腐店」の味は「人情」であって、阪神大震災の時には炊き出しの為にお豆腐を提供したお店なんですね〜。しかも私がお邪魔した時に、大判焼きがあって、おばあちゃんが「よかったら食べてね〜」って、包んでくれたんです。そんなんてやっぱり「人情」ですよね〜。

お商売ってやっぱり品物もそ〜やけど、お店の人のキャラクターで、どんな不景気やゆ〜ても、日本人のそうゆう「人情」は大切だとつくづく思います。やっぱりへんぴなところにあっても地方から買い求めてくるのは味はもちろんだけど、おじいちゃん、おばあちゃん、息子さんの温かい「人情」だと思います。