住所 京都市東山区高台寺下河原町530 TEL 075-611-0101
圓徳院さんのホームページ 拝観料:400円
 
高台寺の真お向かいにある「圓徳院」、こちら北政所ねね様が77歳で没するまでの19年間をおくられた終焉の地であります。

と、豊臣秀吉の妻であるねね様は、大名や大名婦人、他茶人や歌人、陶芸家云々と、多くの文化人から親しまれ、中でも特に織田家の中ではモテモテだったとか…。さらに近所の農民達等、大根を持ってきては「ねねさん、ねねさん」と慕っていたようで、地位隔たり無く接するねね様はみんなに好かれていたようです。
そんなねね様は「生きるときには生きればいい〜」ととっても朗らかで屈託のない、母親のような方だったんですって!
しかも豊臣秀吉を天下人まで育て上げた方でもあり、まさに女の中の女!妻の鏡!なのでここに拝観しに来る人の7割が女性だとか。確かにねね様には肖りたい、あの「サル」と呼ばれていた秀吉に大バクチかけた男らしさとあの先見の目!是非是非肖りたいもんです!

ま〜そんなねね様の「圓徳院」、秀吉との想い出深い伏見城の前庭を移築したモノで、中でも素晴らしいのが北庭!こ〜れはお見事!池泉回遊式なんだけど枯山水!池泉にかかる巨石や他多数の巨岩大岩がふんだんに配置されているのは珍しく、かなりの迫力!
又秀吉が静岡で見つけた三面大黒天尊天、こちら毘沙門天と大黒さん+恵比寿さんが一緒になった1つで3度美味しい、秀吉ならではの合理性に富んだ念持仏、いわゆる出世守本尊もまつられています。 さらには長谷川等伯作、逸話あり〜の桐紋襖の上に描かれた水墨画、非常に珍しい出世作と言われる逸品で、いわゆる「圓徳院」は出世寺院でもあるのです。

ねね様の心にふれ、女性は女性らしく、秀吉や長谷川氏にあやかって、男性はさらに出世!と、「圓徳院」は行って得する、見て楽しいかなりオススメの寺院です。

【襖絵に注目!】
長谷川等伯作の襖絵は勿論是非モンですが、現代画伯「赤松燎」の見事な「白龍」やキンキンキラキラゴージャスの木下育應作「松竹図襖」や志村正作「月花図襖」もかなりパワフルです。是非是非ですよ〜。