住所 京都市左京区一乗寺谷田町43 TEL 075-781-5023

昔昔のことじゃった〜(下條アトム風に読んでください)。京都洛北は一乗寺の里から比叡山、山王院に通ずる坂道を雲母坂と呼んだそうな。多くの名僧達はその難所である雲母坂を経て比叡山を目指したんじゃが、その雲母坂の入り口に関所があって、そこで名僧達に振る舞われたのが「小なすのみそ漬け」じゃったそうな。

それは過酷な坂道をのぼる名僧達の楽しみの一つとなり、「味噌漬け」は人々からこの地特有の風味を好評して「雲母漬け」と親しまれ、たいそう喜ばれたそうな。

現在14代目のご主人が伝統の味「雲母漬け」を今に守り、お店に足を運んでくださったお客様だけに販売しています。「雲母漬け」とは自家製の白味噌に特別に栽培して作られた小なすびを漬けたもので、私は食べましたがあえて何も言いません。それは自分の足で直接お店に行ってご賞味ください。ホント一塩ですから。

文化財でもある風格のある建物は「鷲尾家雑掌宅跡」「関所跡」であり、お店の奥はまるで民芸屋敷のようで様々な文化財や美術品が保有されています。ちなみに13代目のご主人がなんとも器用なおじいちゃんで、家にあった臼をイスにしたり、木のコブをテーブルにしたりと雲母坂に住むちょっとしたクリエイターなんです。お手製のイスに腰掛けて休憩がてら「雲母漬け」を食べてください。昔々のお話がご主人から聞けるかも…。


*電話注文や配送は承りません。直接来てご賞味していただき、お気に召したお客様のみに販売してくれるそうです。